備忘録

ブログタイトルの数字はアバスチン治療の回数

【6】京都

2016年10月某日

京都で初めての化学療法。
前回が9月の頭だったので約5週間振りの治療。

この日は授業が終わり急いで病院へ!
のはずが色々とハプニングがあり…
14:30~15:00予約なのに着いたのが15:20で、
急いで受付して採尿と採血。

お会計が〜お会計が間に合わないよ〜
と思いながらレポートを書いていたら番号を呼ばれ、検査の数値は特に異常なしということで治療へ。

主治医の先生が診察室でルート取ってくださったんです…が!!
わたし、針が刺さってるのを見るのがこわいから
顔逸らして目瞑ってるんですよ。
先生「痛いよーちくっとするよーごめんねー」…………痛くない。先生すごい。痛くない!!!
わーいわーいすごい
って思ってたらなんと針が刺さってない。
その後2回ほど刺されました。
やっぱり針は痛かった。
痛みのない針は幻でした。

ということで先生さようならして治療室へ。
消化器内科の診察室から約3秒。目の前。

前回外来日に挨拶だけさせてもらった
治療室の看護師さんから色々と説明を受け、
その後、奥の部屋で女性の先生(初めまして)と3人でお話を。
主治医先生は男性だし言いにくいこともあるかもしれないから何でも相談してね、
というようなことを仰ってくださいました。

主治医先生お父さんみたいよね、
ってぼそっと呟かはったけど
そんな風に思ったことは全くなかったなぁ笑

治療室、私みたいなお嬢さん(←無理)が
滅多にいないらしく、
治療室が浮き足立ってますと言われて
少し嬉しくなった20歳でした。

治療室を見渡すと
私よりも年齢が上の患者さんが殆ど(というか100%)で、
思えば名古屋でも、治療室どころか病院内でさえも若い患者さんらしき人と出会ったことはなかった。
いないわけではないやろうけど割合としては…
若くしてがんになる人は多くはないんやなぁと改めて感じた。少ないに越したことはないねんけどね。。


そして点滴開始。
レポートの続きをカリカリしていたら、
看護師さんや薬剤師さんがいらっしゃって、
説明を受けたりお話ししたり。
若い看護師さんは「音楽勉強してはるんですね〜」とか、
おばちゃん看護師さんは、「あらケータイ大変なこと(画面バキバキ)なってるねえ!」とか…
他愛ないことでも話しかけてくださることが
私はとっっっても嬉しかった。

そんなこんなで17時半前に終了。
初回だからということもあるのか
意外と時間がかかっていたらしい。
そしてやっぱりお会計は間に合わなかったので
救急センターでお会計して、終了。

お世話になっている看護師さんとは
この日は全然話せなかったけど、
気持ちがずっと張り詰めていて
気を抜いたらすぐに泣いてしまいそうだったので、
逆に話せなくて良かったなと思った。
次の治療は私が3週間後実習で外来に来られないので4週空きます。長いよーこわいよー耐えられないよー早く病院行きたいよーと思っているうちに11月が来るんだろうな…あーこわいこわい。