備忘録

ブログタイトルの数字はアバスチン治療の回数

【1】外来化学療法初日

2016年5月某日

午前の授業が終わり急いで京都駅
新幹線に乗ること約30分 名古屋駅到着
さらに地下鉄で約30分 自由ヶ丘到着
がんセンターまで徒歩7分
ゆるい坂が地味にしんどい。余裕で息切れ。運動不足こわい。

14時前に病院に着いて採血。
私があまりにも暑そうで息切れしているから
落ち着いてからでいいですよと気遣っていただき
その間も採血中もお話できて嬉しかった。
病院では親、主治医の先生、看護師さんとしか喋らないから若い方とお話しするのが新鮮だった。

採血が終わり1時間程待って15時過ぎに診察。
血液検査の結果問題なしということで治療が出来ることになったので今回使う薬の説明を受けた。

やっぱりまだどこか他人事なんだよ。
わかったつもりではいる。
どうしたら理解できるのかわからない。

血液検査は特に問題なし。
白血球が高いのはいつものことだけど前回よりも少しだけ高くて、風邪とか引いてる?と聞かれたけど喉が乾燥してるくらいだから腫瘍のせいなのかな、わかりません。まあ大したことはありません。

ということで無事に治療を受けれることに。

初の外来化学療法センター。
綺麗すぎてびっくり!!!
もはや別世界!ほんまに同じ病院なん?というレベルで笑

初回なので90分ベットで。
看護師さんから再度薬の話や諸注意を聞き、遂に針を刺す時が。
点滴の針、本っっっ当にこわい。
一定の角度で置いておかないと痛い。
感覚もだけど視界に入るのもこわい。

点滴始めて最初のほうは、
看護師さんから体調のチェック、
薬剤師さんから薬の説明、
事務の方から外来化学療法センターの説明など、
人の出入りが多くふむふむ聞いていたのですが、
説明も終わると一気に暇に。
テレビは見放題だけどつまんなくて一瞬で消した。
なのでゲームをしたりネットを見たり。
最後の方は寝てた。
16:00頃開始、17:30頃終了。

今の所、副作用と思われるものは何もない。
ただ、次の日は学校休んでしまった。
あれだけ休みたくなかったのにぽんっと休んでしまった。
どうしても行けませんでした。屑。

そして3クールまでは名古屋で治療することに。
チキンでヘタレな私は先生に言えませんでした。
遠回しに「6月名古屋来るの厳しいです(嘘ではない)」と言っても、
先生「それじゃあまた都合いい日連絡してね~」
という感じで、安定してからだね~
と言われてしまったら何も言えないということで…。

 

気が付けば確定診断がおりてから一年が経とうとしていて、
この一年間色々なことを自分の中で考えたけど
何が起こっても結局自分は自分以外の何者でもなく、病気になっても所詮私は私なんだな…と良い意味でも悪い意味でも知ることができました。どっちかというと悪い意味でのほうが多かったかな。私は弱いままで、相変わらず逃げることばっかり考えている。
19歳から20歳になったけど、ただ歳を重ねただけで、成人になったからって中身は何も変わってないし寧ろどんどん幼くなっているのは気のせいか。人間いきなり変われるわけもないけど。
素敵な先生や看護師さんに出会えたことは心から良かったと思っているので悪いことばかりではない。これだけは本当に心から言える。

重く受け止めすぎず時には気を抜いて付き合っていこうと思います。私の場合は気を抜きすぎるのが問題なんだけどね!